先週より行われてきた三市（大東、交野、四條畷）女子バレーボール夏季大会が7月8日（日）に終了しました。本校バレーボール部は予選から一位通過し、最終日のトーナメント決勝で大逆転の末、優勝致しました。

予選後、バレーボールの練習を行わず、何度もミーティングを行い、今、当たり前と思っている全てのことが当たり前ではないということを再確認しました。この前の地震が来て思ったこと。大雨の被害が私達の住む大東市にもやってきて思ったこと。この当たり前にやってくると思っていた毎日が、当たり前ではないのだと私達は知りました。今日も元気に朝をむかえ、試合ができる幸せ。そんな当たり前ではない有り難い時間を何度も何度も試合中に確認しながら今回の試合は臨みました。

今回、どの中学校もさすが3年生、素晴らしい気持ちのこもったプレーでした。しかし、本校の生徒達も頑張りました。先輩達が劣勢に立った時、涙を流し、声を枯らしながら大きな声で応援してくれた1年生。3年生にプレーだけに集中してもらおうと必死で心遣いをしてくれた2年生。そして、その後輩達の為に、逃げずにみんなを信じて思い切ってバレーボールをしてくれた3年生がいました。

優勝が決まった瞬間、思わず立ち上がって共に喜びました。表彰式で大事そうに優勝カップを持って嬉しそうにしているみんなを見て、思わず涙がこぼれそうになり、天井をゆっくり眺めました。

優勝後、またいつものようにカバンを並べ、靴を揃えている生徒達を誇らしく思います。みんな、本当におめでとう。そして、ありがとう。