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3年生スミナイスのみんなへ

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 3月13日、住道中学校から71期生173名が巣立っていきました。本当に素晴らしい卒業式でした。
 今年はコロナウイルスの感染拡大を防ぐため、在校生の出席をやめるなどいろいろな対策を取らざるを得ませんでした。十分な練習もさせてやれませんでした。式の中での所作もですが、何より71期生が大好きで上手な歌を練習させてやれなかったことがとても心残りでした。
 そして迎えた卒業式当日。制服の胸に桜のコサージュをつけ、全員が堂々と入場してきました。前日にみんなで観た1年生の頃の映像とは別人なほど大きく成長して見えました。卒業証書授与では校長先生から一人ひとりへエールをおくりながらの授与となりました。笑顔で返す人、大きくうなずいてくれる人、「ありがとうございます」と返す人、そして壇上で「先生、すみませんでした」と言ってくれた人、もう証書を渡す係の私も思わず泣いてしまいました。また、こんなこともありました。舞台下から階段をあがることが今まで苦手だった彼が、たった一人で立派に階段を上りました。証書を受け取った後、苦手な階段を下りようとしていたら、階段下には仲間が手を差し伸べて待ってくれていました。とてもあったかくて、嬉しくなりました。その後、校長先生が式辞でみんなの思い出を涙ながらに語ってくれました。みんなのことを本当に愛してくれていました。そして学年代表の答辞。内容は私も知りませんでした。彼がみんなを代表して回想してくれた三年間は、青春という文字がぴったりと当てはまるものでした。立派な答辞でした!
 式も後半となり、卒業の歌を披露してくれました。マスクをつけての合唱で、歌いにくかったと思いますが、精一杯歌いきってくれました。指揮者も伴奏者もこの時を愛おしむように表現しているのがわかりました。素晴らしい歌声でした。そして、別れの歌。みんなとの別れを惜しみながらも、どうか幸せになってくださいという気持ちを込めて歌う歌です。心を込めて教職員も歌いました。歌い始めると、「あれ?」と感じることがありました。普段はメロディーだけを全員で歌うのですが、二部合唱になっているのではと気づきました。こんな練習は一度もしていませんでした。後からビデオを見直してはっきりとパートが分かれていることがわかりました。もう、涙が止まりませんでした。家でそれぞれが練習していたのです。なんて粋なことをするのでしょうか。合唱が上手な学年らしい、サプライズでした。他にも保護者の方々が自分のお子様のことではなく、他の子ども達のことで涙してくださることが多くありました。このようなあったかいご家庭があるから、このスミナイス達もあったかいのだと思いました。他にもたくさんのドラマがありましたが、全て伝えられず残念です。昨日の卒業式を終えて、みんなを集めることが叶うのなら、「素敵な卒業式だったよ。君らは最高だ!大きな希望だ!」と大声で言いたいです。本当に素晴らしく、あったかくて大好きでした。みんなと過ごせた時間を忘れません。どうか幸せになってください。

三年学年主任 畑中照美
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