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3学期始業式

 始業式での校長先生の講話の内容です。
新年を迎えました。新年の挨拶をしましょう。
あけましておめでとうございます。令和3年、2021年。そして今年度最後の3学期がスタートします。関東地区は緊急事態宣言は発令され、大阪もいつ宣言が発令されるかわからない状況です。以前コロナの収束が見えてきません。とは言っても前に進むしかありません。
 みなさん、お正月は楽しく過ごせましたか。日頃なかなかできない様々なことに挑戦し、一人ひとりが充実した冬休みを送ったことと思います。大きな事故もなく、諸福小学校の子ども749名がそろって3学期の新しいスタートができて本当に良かったと思います。
 さて、「一年の計は元旦にあり」と言われますが、この言葉は何事も最初が大切で、一年間を充実させるためには、年の初めに自分で目当てを決めて取り組むことが大事であるという意味です。一つ年を取るということは、身長も体重も増え、体が大きくなりますが、それと一緒に人間として、物事を考えたり、判断したりする力や相手を思いやる優しい心も大きく成長していく必要があります。特に物事を考え、実行する力や心の成長のためには、目当てを持って「学ぼうとする前向きな姿勢」が大切です。「自分のしていることが目当てになっていないほど苦しいことはありません」そこで、新しい出発を迎えた今日は、「実行に移す決意と習慣」ということについてお話します。
 人間は、もともと積極的に行動する生き物であると言われています。しかし実際には、行動力のある人とそうでない人があります。その違いは、何か。それは、「今、何をすべきか」を考え、決定し「行動に移す習慣が見についているかどうか」が分かれ目です。まず、第一に自分で「目当てを決める」ことが大切です。「蒔かない種は生えない」と言われるように、花や野菜に限らず、勉強でもスポーツでも種を蒔かなければ何も実りません。目当てを決めることは。自分を生かすチャンスという種を蒔くことなのです。
 第二に、目当てに向かって「やるべきことを決める」ことです。まず始めにやること、それができたら、次に、いつ、どのようにやるかという順番をと方法を決めることです。
 そして、第三に、「実行に移す」ことです。何事もスタートには力が必要です。運動会での徒競走やリレーを思い出して下さい。スタートの時には、とても大きな力がいりますね。でも走り出すとそれほど力はいりません。これと同じように自転車でも自動車でも、動く出すときは一番大きな力が必要になるのです。
 このように、実行に移す習慣を身に付けることで、一人ひとりの夢や願いが一歩ずつ実現に近づくのです。是非自分の力を信じて努力できる三学期にして欲しいと思います。三学期は、それぞれの学年の学習や運動など、身に付けるべきものを全て自分のものにして次の学年に備えるまとめの学期です。一年生は二年生へ、二年生は三年生へというように今の学年のやるべき学習を終えて、それぞれが一つ学年が進級します。特に六年生は、小学校を卒業し中学生になる年です。今まで学んだことを生かしながら、学年最後のまとめと、新しい学年への準備ができることを期待しています。三学期の終わりに、そして、今年度の終わりである、三学期修了式には、諸福小学校の皆さん全員が、やるべきことをやり終えた満足感と、多くの自信をもって一年間を振り返ることができるように、みんなで努力しましょう。皆さん一人ひとりの頑張りと活躍を楽しみにしています。

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